ISPEInternational Pipe Encyclopedia

パイプブランド

DSHパイプス(David S. Huber)

アメリカの職人デビッド・S・ヒューバーが2012年に立ち上げた一人工房。デュラムの彫刻スタジオで制作される、デンマークと日本の系統を融合させた手作りブライヤーパイプで知られる。

DSHパイプスは、ノースカロライナ州デュラムで活動するアメリカの職人デビッド・S・ヒューバーが自身の名前のイニシャルで署名する一人工房である。デザインから最終仕上げまでのすべての工程が同じ手を通り、工房には助手を置いていない。

工房に至る道

ヒューバーをパイプに結びつけた最初のきっかけは製造ではなくコレクションであった。記録によれば2006年に最初のパイプを手に入れて以来、何年もかけてコレクションを増やし、その間にさまざまな流派の造形観を研究したという。自らの手による最初の試作は2010年頃にまでさかのぼり、当初の道具はいくつかのブライヤーブロック、既製のマウスピース用棒材、数本の手やすりに過ぎなかった。2012年に旋盤を手に入れ、シカゴのアパートに初めての本格的な作業スペースを構え、同年2月を仕事の始まりと位置づけている。2014年にデュラムへ移り住んだことが転機となり、舞台美術の仕事を辞めてパイプ製作に専念するようになった。

工房は現在、デュラムにあるLiberty Arts彫刻スタジオ兼鋳造工房の中にあり、ヒューバーはそこで客員アーティストとして活動している。スタジオのイベントで旋盤を動かし、成形と研磨の工程を来場者に見せることも、この工房自身の告知に度々取り上げられている。同じ場所でパイプ製作入門の月例短期講座を開いていることも記録されている。

造形観と素材

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)