ISPEInternational Pipe Encyclopedia

パイプブランド

ジャン・アレクシス・ハンドメイドパイプ

記録によればスイスで活動するリヒャルト・バゲンストスが旋盤で形づくる、古典的な形状に忠実で、パテを使わない仕上げで知られるハンドメイドパイプのシリーズ。

Jean Alexis Handmade Pipesは、記録によればスイスで活動する製作者リヒャルト・バゲンストスが用いる三つのブランド名のうちの一つである。バゲンストスは同じ工房内で、手法によって異なる二種類の作品を生み出している。

フリーハンドのパイプはWhite DogおよびGlen Benの名で、古典的な型に従うものはJean Alexisの名で呼ばれる。名前を変えるのは職人の身元ではなく、ボウルがどのように生まれるかという点である。そのため、このシリーズは小規模工房における命名がいかに手法の宣言となり得るかを示す、よく引き合いに出される例の一つとなっている。

名前が示す手法

区別を決める唯一の基準は、ボウルがどの機械で形づくられたかである。フリーハンドのシリーズでは原木が研磨盤と彫刻刀で開かれ、木目が許す方向に形が育っていく。一方Jean Alexisのパイプでは、ボウルとシャンクが旋盤で削り出される。したがって出来上がるのはビリヤードのような定着した型か、あるいはその型の寸法を変化させた派生形のいずれかである。

こうした境界線を引くことは、見かけほど単に技術的な問題ではない。パイプ愛好家の間で「ハンドメイド」という言葉がどこから始まりどこで終わるかは、ハンドメイドか機械製かという議論に見られるように工房ごとに異なる。バゲンストスの解決策は、定義を議論する代わりに最初から二つの手法を別々の名前のもとで進めることであった。

木材と仕上げの考え方

記事の続きはアプリで

ISPE のすべては IPC アカウントで開けます。

アプリで開く

関連記事

最終更新:

出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)