パイプブランド
スティーブ・モリセット・パイプス
アメリカ人職人スティーブ・モリセットが一人工房で製作する手作りブライヤーパイプのブランド。コレクター出身で、同世代のアメリカ人職人たちとの交流を通じて技を磨き、デンマーク風の小ぶりな作品で知られる。
スティーブ・モリセット・パイプスは、アメリカ人職人スティーブ・モリセットが一人で営む工房で製作する手作りのヒースの根(ブライヤー)パイプのブランドである。モリセットは工場出身でも、正規の徒弟制度を経たわけでもない。
まずコレクターとして工芸に足を踏み入れ、次に同世代のアメリカ人職人を一人ずつ訪ね歩くことで作業台に立つようになった。生産は小規模で、最初から最後まで一人の手で行われる。この点で彼は、2000年代に力を増したアメリカの工房パイプ製作の中でも、知識を師から弟子へではなく職人から職人へと伝えて育った世代に数えられる。
作風、素材、刻印
モリセットの造形言語はデンマーク流派に近い。古典的なデンマークの型をそのまま用いるか、あるいは自由に解釈する。この流派は、型の寸法枠を超えて流れる線と、薄肉で軽い胴体で知られる。彼のパイプはおおむね小ぶりで軽く、大きなボリュームよりも比率の関係と表面の移り変わりの上に成り立っている。一見素朴に見える胴体がどれほど細部まで作り込まれているかは、近くで見て初めてわかる。ステムにはドイツ製エボナイトを好んで用い、中間パーツには角材や木材を使い、ブライヤーは木目を際立たせる塗装で仕上げる。販売元の紹介によれば、パイプには円で囲んだ「S M」の刻印が施される。
コレクションから工房へ
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)