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パイプブランド

タルバート・パイプス(Talbert Pipes)

トレヴァーとエミリーのタルバート夫妻が1998年に創設したアメリカの工房。フランスで七年間活動したのち米国に戻り、ブライヤーに加えてモルタ(ボグオーク)も手がける。

タルバート・パイプス(Talbert Pipes)は、トレヴァー・タルバートと妻エミリー・タルバートが共に営む、1998年創業のアメリカの手作りパイプ工房である。工房の歴史は二つの大陸にまたがる。創業から四年後にフランスへ移住し、七年間そこで活動したのちアメリカ合衆国へ戻った。

現在、作業台の上では二つの仕事が並行して進められている。すべて手作業で成形される作品群と、工場で旋盤加工された木地を仕上げる古典的なラインである。

画家からパイプ職人へ

トレヴァー・タルバートはパイプ製作に転じる前、イラストレーター兼画家として活動していた。1990年代初頭にはファンタジーおよびホラー絵画の分野で展覧会を開き、この分野で受賞歴もある。作業台に立つようになったのは1990年代半ば、あらかじめ穴の開けられた既製の木地でいくつか試作したのがきっかけだった。既製の型が形状と比率の選択肢を狭めることに気づき、自分でブロックに穴を開ける方法を模索するようになった。最初の師は引退したアメリカの職人ポール・ペリで、タルバートはブライヤーそのものについても、穴あけと養生の方法についても彼に相談した。その後の年月でアル・バイヤー、マーク・ティンスキー、マイク・ブテラ、ポール・ボナキスティといった同業者との交流がこの蓄積をさらに広げた。転機となったのは、1997年に初めて開催されたPipes & Tobacco誌の全米パイプ彫刻コンテストで優勝したことであり、ブランドは翌年に創設された。タルバートは当時のオンラインサービスAOL上にパイプフォーラムを開設し、自らの仕事も自身のウェブページで告知していた。このためアルチザンパイプの世代の中でもインターネットにいち早く進出した人物の一人とされる。アメリカの手作りパイプシーンを扱ったGo Westという記事でもその名が言及されている。

フランス時代とリーニュ・ブルターニュ

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)