パイプブランド
アントニェフスキ(バルトウォミェイ・アントニェフスキ、Antoniewski)
ポーランドのパイプの町プシェミシルで1989年から活動する、人物像や肖像の彫刻で知られるブライヤーパイプ職人。
アントニェフスキ(Antoniewski)は、ポーランド南東部の都市プシェミシル(Przemyśl)で活動するバルトウォミェイ・アントニェフスキ(Bartłomiej Antoniewski)のパイプに付けられた名である。この職人は長年、自身の製品を「アートパイプス(artpipes)」の名で紹介している。工房の代名詞は彫刻である。
チャンバー表面に施された動物や植物の装飾、狩猟の場面、幾何学的・抽象的な構成などがそれにあたる。この点で東欧の具象的な彫刻の伝統に連なるとされる。
職人と工房
職人の生年は1961年とされる。ブライヤー加工を始めたのは1984年であることが、本人の証言と地元メディアの両方から知られている。最初に作ったパイプには海賊の頭部を彫り、その作品はプシェミシルの鐘とパイプの博物館に展示されているという。プシェミシルの著名な職人リシャルト・フィラル(Ryszard Filar)に師事したことも別途確認されており、この徒弟期間は1985年から1986年にかけてのものとされている。
自身の事業を興したのは1989年である。この年はポーランドで民間企業が再び自由化された時期に重なり、同じ頃プシェミシルでは大小さまざまな工房が数多く開設された。アントニェフスキの作品はその後、メンフィスやカンザスの大規模なパイプ展示会で数回にわたり受賞している。
工房が選ぶ素材は地中海産のブライヤーブロックである。マウスピースにはアクリル、カンバーランド、エボナイトが用いられ、この三つの素材の違いはマウスピース素材の項目で扱われている。製造は量産型ではなく、一本一本手で成形することに基づいているため、同じモデルの二つの作例が完全に同一になることはない。
プシェミシルの伝統
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)