パイプブランド
Bennie Joe Pipes: ジャカルタから手道具で作るパイプ
建築からパイプ製作に転じたプラセティア・トリ・ウィボウォ(Prasetya Tri Wibowo)のジャカルタの工房は、旋盤を使わずやすりと紙やすりで作り上げる柔らかな曲線の形状で知られる。
Bennie Joe Pipesは、ジャカルタで活動するプラセティア・トリ・ウィボウォが自身の手作りパイプに与えた名である。記録によれば1991年生まれのウィボウォは建築を学び、職業人生の最初の数年をこの分野で過ごした。
パイプ製作を始めたのは2010年代終盤、本業の合間の時間を利用してのことで、2020年にこの活動を専業へと転じた。このブランドを現代のアルチザン製作の中で際立たせているのは、形状のレパートリーよりも工房の設備である。
旋盤を使わない工房
Bennie Joeのパイプでは、ボウルに形を与える機械は存在しない。工房には旋盤も、ボール盤も、ベルトサンダーもない。唯一の電動工具はハンドドリルとハンドグラインダーである。ボウルと煙道の穴あけを除き、作業のすべてはやすりと紙やすりを使い、手で進められる。ウィボウォはこれをデザイン上の信条としてではなく、木工機械が高価で入手しにくい国の事情の結果として語っている。
この作業方式が生む目に見える結果は、形状表にきっちりとは収まらないボウルである。曲線は程よく自由で、二つのパイプの寸法の違いはカタログではなく手から生まれる。この点でパイプは、形状のレパートリーがまだ確立していなかった時期の初期デンマーク派の作品になぞらえられる。
建築からパイプ製作の台へ
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)