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パイプブランド

ピーターソン

1865年にダブリンで創業したアイルランドのパイプメーカー。湿気を溜める「システム」火皿とPリップステムによってパイプ設計に恒久的な革新をもたらした。

ピーターソンは、世界で最もよく知られ、なおかつ途切れることなく製造を続けてきた最古のパイプブランドのひとつである。その物語は1865年、カップ兄弟が開いたパイプ商から始まる。ニュルンベルクから英国に移住したジョージとフレデリックのカップ兄弟は、1866年のロンドン商業名鑑にソーホーのディーン・ストリートの住所で海泡石パイプ製造業者として記載されている。

兄弟は1869年に袂を分かち、フレデリックは1874年頃ダブリンに移り、グラフトン・ストリートにブライヤーと海泡石パイプを扱う店を開いた。ラトビア生まれの若い職人チャールズ・ピーターソンは1876年頃、注文製作を手がけるために雇われた。1881年にフレデリックが、その翌年には妻が亡くなり、事業は幼い息子たちに残された。ピーターソンは相続人たちが成人するまで工房を切り盛りし、その後アルフレッド・カップと組んで会社にカップ・アンド・ピーターソンの名を与えた。

システムパイプと特許

ピーターソンをパイプ史に刻んだ発明は、チャールズ・ピーターソンが1890年8月8日に出願し、1891年6月16日に取得した第12393号の英国・アイルランド特許である。同じ設計はフランスで210944号として、アメリカでは1894年5月1日付の第519,135号として登録された。この設計では喫煙路が高い位置から開口し、シャンクとステムの接合部付近に小さな溜め(リザーバー)が彫られる。喫煙中に凝結した湿気はこの溜めに流れ落ち、舌には届かない。結果として得られるのは目に見えて乾いた涼しい喫味である。同社は1895年、グラフトン・ストリートのより大きな建物へ移転し、1900年のパリ万博では金賞を獲得した。

もうひとつの代表的な革新が、1898年に特許を取得したPリップステムである。喫煙孔を先端の上部に開けることで、煙を舌にではなく上あごへ導き、舌の火傷を軽減する。

刻印と年代の判定

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)