ISPEInternational Pipe Encyclopedia

パイプブランド

Brigham Pipes

1906年にトロントで創業し、メープル製フィルターシステムで知られ、長年カナダ最大のパイプメーカーとされてきた家族経営の会社。

Brigham Pipesは、1906年にロイ・ブリガム(Roy Brigham)によってトロントで創業され、四世代にわたり同じ一族の手に受け継がれてきたカナダのパイプブランドである。このブランドは、ブライヤーの加工技術そのものよりも、吸い口の内部に差し込む交換式メープル(カエデ材)棒によるフィルター機構によって名を知られるようになった。

修理工房から工場へ

トロントに定住していたオーストリア人のパイプ職人のもとで見習いを終えたロイ・ブリガムは、1906年に自らの修理店を開いた。創業当初、収入のほとんどは修理仕事から得られていた。工房は十二年のうちに六人体制にまで拡大し、その仕事ぶりはトロント以外にも知られる存在となった。この時期には自身の署名を刻んだパイプも製造され始めた。修理でどこが最も破損しやすいかを熟知した工房ならではの製品として、軽さを損なわずに柄と胴の接合部などを補強した設計となっていた。

修理に持ち込まれるパイプは同時に苦情の記録でもあった。ロイ・ブリガムがこの記録から導き出した結論は、喫煙者を最も悩ませるのは舌に残る灼熱感(タングバイト)だということだった。当時一般的だった説明では、この問題は煙の温度に起因するとされていた。

メープルフィルター

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)