パイプブランド
Sébilo
Patrice Sébiloが1987年にエルビニャックで創業したフランスの工房。ブリエール湿地から掘り出された黒褐色のオーク材、いわゆるモルタを長年扱った数少ない製作者の一人だった。
Sébiloは、フランスの製作者Patrice Sébiloが1987年にブルターニュ地方のエルビニャックの町に構えた小さなパイプ工房である。このブランドはその名声の大半を、ひとつの素材に負っている。地元ブリエール湿地から掘り出され、何世紀もの間水中に沈んで黒褐色になったオーク材、すなわちモルタ(湿地オーク)である。工房は2002年に閉鎖され、設備と在庫材料は別の製作者へと引き継がれた。
指物師から作業台へ
Patrice Sébiloは1957年、ブルターニュ地方のブリエール地区で生まれた。家具指物師として職業人生を始め、その後13年間にわたり機械・航空産業で働いた。1987年に方向転換して木工に戻り、エルビニャックに自らの作業台を構えた。まもなくこの分野で名の知られた存在となった。生産の一部は機械に委ねていたものの、工房の規模を超えることは決してなく、量産ではなく手仕事として仕事を続けた。記録によれば、閉業年の時点でブルターニュで活動を続ける最後のパイプ製作者だったという。
モルタを基盤とした製作
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)