ISPEInternational Pipe Encyclopedia

パイプブランド

タバゴ(Tabago)

1970年代初頭のデンマークで短命に終わったハンドメイドパイプシリーズとして登場し、同じ名を後年ノルウェー人の職人も用いたブランド。

タバゴ(Tabago)は、デンマークのパイプ製作が最も充実していた時期、1970年代のごく初頭に現れた小規模なハンドメイドパイプシリーズである。背後に大きな工場や長い企業史があったわけではない。

数年間生産を行った後、静かに姿を消したこの名は、今日では中古市場に流通する現存個体と、当時のカタログに残る記録によってのみ辿ることができる。同じ名が後年ノルウェーで全く別の工房のブランドとして再び用いられたため、資料の間でしばしば混同が生じている。

起源とトーベン・ダンスクとの関係

記録によれば、タバゴのパイプの背後にいたのは、かつてスタンウェル(Stanwell)で働いていたトーベン・ヘトラー(Torben Hetler)であるとされる。ヘトラーの本来よく知られた仕事は、自身の名を冠したトーベン・ダンスク(Torben Dansk)シリーズであり、タバゴはこれと並行して展開された第二のブランドとして語られる。この二つのシリーズの関連性は単なる推測にとどまらない。両者を扱っていた販売会社は、何年も後になってもこの二つを併せて言及し続けていたのである。タバゴの名の下には、「キャップ・ベルトン(Cap Belton)」や「ジャイガント(Gigant)」といった別の刻印を持つサブシリーズも生産された。

このブランドが知名度を得た場は、ドイツからデンマークのハンドメイドパイプを通信販売していた事業である。ハイコ・ベーレンス(Heiko Behrens)が創設し、1972年に最初のカタログを発行したこの会社は、商標権をめぐる紛争のため一時期ダンスケ・ピーベ(Danske Pibe)の名を用いたが、1991年には再びダン・パイプ(Dan Pipe)の名に戻った。タバゴは、その最初のカタログの中でダンモア(Danmore)やトーベン・ダンスクといった名と並んで掲載されていた。当時の通信販売という販売形態は、工房規模のデンマーク人製作者の名を海外に広めるための最も実用的な手段であり、タバゴもこの流れの小さいが典型的な一例である。

形状と刻印

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)