ISPEInternational Pipe Encyclopedia

形状

ロヴァット

丸断面の長いシャンクと短いサドルステムが組み合わさった、キャナディアン系統の中で最もまとまった外観を持つとされる伝統的なパイプ形状。

ロヴァットは、丸断面の長いシャンクと短いサドルステムが組み合わさった伝統的なパイプ形状である。キャナディアン系統と呼ばれる四つの形状からなるグループの一員であり、このグループの中ではシルエットがキャナディアンから最も遠いとされる。

チェンバーは、この系統全体と同様にビリヤードの比率を保っており、この形状を規定する本質的な要素はチェンバーではなく、シャンクとステムの比率そのものである。

識別ポイント

キャナディアン系統の四つの形状は、二つの基準によって区別される。シャンクの断面とステムの種類である。ロヴァットは、丸いシャンクとサドルステムの組み合わせに該当する形状である。楕円断面のシャンクとテーパードステムを持つキャナディアン、丸いシャンクながらテーパードステムを持つリヴァプールは、この点でロヴァットと異なる。ランバーマンはサドルステムを共有するが、シャンクは楕円である。サドルステムとは、シャンクと接合する箇所で厚い肩を形成し、その後まっすぐにテーパーする舌状の部分へと続くタイプであり、短く仕上げられるとパイプにずんぐりとした、いわば切り落とされたような印象を与える。これらの部位の名称についてはパイプの構造の項を参照されたい。

系統内の他の形状と比較すると、ロヴァットのシャンクは一般により控えめである。いくつかの分類の試みでは、シャンクの長さがチェンバーの高さの二倍を超えないことが基準として挙げられるが、これは誰もが従う規格ではなく、形状を説明するための近似にすぎない。そのためロヴァットは長いシャンクを持つ形状という見出しの下で語られながらも、グループの中では最もまとまった外観を持つとされる。シャンクが長くなるほど、煙は口に達する前により多くブライヤーの表面に触れる。この形状に業界が与える涼しくドライな喫味という評判も、この観察に基づいている。

名称と沿革

記事の続きはアプリで

ISPE のすべては IPC アカウントで開けます。

アプリで開く

関連記事

最終更新:

出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)