パイプブランド
Armellini
ヴァレーゼ県バラッソに構えるイタリアの家族経営工房。1959年にマウロ・アルメリーニが創業し、今日では娘のヴィルマ・アルメリーニと孫のマッテオが受け継いでいる。
Armelliniは、北イタリア、ロンバルディア州ヴァレーゼ県バラッソ村に構える小さな家族経営の工房である。1959年にマウロ・アルメリーニによって創業され、創業者が2004年に没した後は娘のヴィルマ・アルメリーニに引き継がれた。工房は今日、三代目も加わる体制で続いており、イタリアのパイプ製造において女性が製作の中心に立つ数少ないブランドの一つとされている。
ブリキ職人からパイプ職人へ
バラッソは、一時は世界最大級のパイプ製造業者の一つに数えられたロッシの工場があった村であり、この地域ではパイプ作りが幾世代にもわたるごく普通の生業であった。マウロ・アルメリーニの本来の職業はブリキ職人であり、伝えられるところによれば、村のカフェで交わされたある賭けが、彼を余暇にロッシの作業台へと向かわせた。一族の歴史記録によれば、自らの事業を興した1959年の時点で、彼はすでに15年近くの職人としての経験を積んでいた。創業を1960年とする資料もある。
工房が海外に開かれる契機となったのは、製品を気に入り大西洋の向こうへ運んだあるアメリカ人卸業者とのつながりであった。最も活況を呈した時期には家族以外に10名ほどが働き、年間生産数は2万本に達し、年によってはこれを上回った。記録によれば、1982年のワールドカップ優勝後、大統領サンドロ・ペルティーニがイタリア代表監督エンツォ・ベアルツォットに贈ったパイプもこの工房で作られたものだという。
いくつかのパイプ専門サイトには、マウロ・アルメリーニが一時期サビネッリで働いており、同ブランドのよく知られたラスティック仕上げの開発に関わったと記されている。しかし一族自身の歴史記録にはそのような時期についての言及がないため、この情報は確認されたものとは言えない。
ヴィルマ・アルメリーニと世代交代
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)