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パイプブランド

ロッシ

1886年創業、ヴァレーゼ県バラッソで発展したイタリアのパイプ工場。両大戦間には一日に数万本のパイプを生産し世界最大の生産者とされたが、1980年代半ばに閉鎖した。

ロッシは、ブライヤーパイプの製作をイタリアで工業規模に押し上げた最初の大規模事業の一つである。北イタリアを代表するたばこ製品卸業者の一人であったフェルディナンド・ロッシが1886年に興したこの企業は、ヴァレーゼ県バラッソで発展を遂げ、両大戦間には世界最大のパイプ工場とみなされる規模に達した。

卸売業から工場へ

ロッシの仕事は当初、パイプを作ることではなく売ることであった。仕入れ先の工房のことをよく知っていた。当時のイタリア製パイプの多くは各家庭で、多くはツゲやオリーブの木から、一本一本手作業で成形されていた。フランスのサンクロード村でブライヤーが作業台上で量産的に加工されているのを目にしたロッシは、同じ仕組みを自国に築こうと決意した。しかし作業台の詳細はサンクロードの工房が固く秘匿する情報であり、機械は一括で購入することができず、あちこちから部品を少しずつ集め、使えるようになるまで改造を重ねる必要があった。

創業は1886年とされる。事業がバラッソで直接始まったのか、それとも先にミラノの商店で始まったのかについては資料の見解が分かれるが、確かなのは世紀の変わり目には生産がバラッソに定着し、従業員が120人に達していたことである。この躍進は周辺に新たな工房の誕生も促した。ジェロラモ・チェレーザ(1897年)、フラテッリ・ラーナ(1900年)、ステファノ・サンタンブロージョ(1910年)、ロヴェーラ兄弟(1911年)といった創設者たちは、いずれも以前ロッシで働くか、下請けとして仕事を請け負っていた。こうしてヴァレーゼ周辺はイタリアのパイプ産業の中心地となった。

工場の絶頂期

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)