パイプブランド
カラブリア・パイプ
カラブリア州マンダトリッチョの町でカルリーノ家が営む、ブライヤー原木の生産から完成品パイプに至るイタリアの工房。
カラブリア・パイプは、イタリア南部、カラブリア州のマンダトリッチョの町で活動する家族経営の工房である。地名をそのままブランド名とするこの事業所は、パイプの世界において二つの顔で知られている。一方では他の工房に販売するブライヤー原木の供給者であり、他方では自らの名で完成品パイプを送り出す製作所である。
マンダトリッチョとブライヤーの伝統
シラ・グレカの斜面、イオニア海沿岸からやや内陸に入ったところにあるマンダトリッチョは小さな集落だが、パイプ素材の取引における位置づけは町の規模に見合わないほど大きい。この地域に育つ木性ヒース(Erica arborea)の根の加工は、伝えられるところによればおよそ一世紀にわたりここで続けられてきた。根が幹と結びつく場所にできる瘤——イタリア語でcioccoと呼ばれる塊——が切り出され、煮沸され、乾燥され、長い休止期間を経てブロックへと仕上げられる。パイプに姿を変える前のこのブロックの状態はアッボッツォ、国際的な取引ではエボションと呼ばれる。カラブリアはトスカーナやリグーリアほど頻繁には語られないが、この供給網の根強い一環とされる。素材のすべての段階についての概観はブライヤーブロックの調達の項を参照されたい。
カルリーノ家
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)