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原材料

ブライヤーブロックの調達

パイプ製作に用いられるブライヤーブロックのエボーションとプラトーという二つの形状、そしてブロックが工房に届く経路の違いが木材の来歴をどの程度追跡可能にするか。

ブライヤーブロックの調達は、パイプ製作者が作業台に向かう前に下す最初の判断である。ヒースの根瘤は土から掘り出され、切断工房でブロックに分けられ、煮沸され、長い時間をかけて乾燥にかけられる。職人の手元に届くころには、その背後に数年に及ぶ工程の連なりがある。

ブロックがこの連なりのどの環から取られたかが、職人が手にする木材について自分がどれだけのことを知り得るかを左右する。それゆえブライヤーの調達は、パイプ製作において単なる買い物の問題ではなく、材料に関する知識の延長とみなされる。

切断が決めるブロックの二形状

根瘤をブロックに分ける人物は、各切断において二つの目的のいずれかを選ぶ。取れる部品の数を優先するか、部品の杢目の方向を優先するかである。工房に届く木材が互いに異なる二つの形で分かれているのはこの選択のためである。

部品の数を優先する切断からはエボーションが得られる。根瘤の内側から取られるこれらのブロックはおおむね長方形で角張っており、切断工房で面が整えられているため作業台に固定しやすい。一方で、杢目がどこに現れるかは多くの場合偶然に委ねられる。ブライヤーで作られるパイプの大多数はこの種のブロックから生まれると考えられている。

杢目の方向を優先する切断からはプラトー(plateaux)が得られる。根瘤の外側から取られるこれらの部品は四分円を思わせる形をしており、エボーションより大ぶりで、外側の面には土に接していた硬い外皮を持つ。同じ根瘤から取れるプラトーの数は少ない。際立ったストレートグレインのパイプはほとんど常にプラトーブロックから作られる。ブロックの形状と表面に現れる模様との関係は杢目の項で別途扱っている。

木材の来歴はどこまで知り得るか

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)