ISPEInternational Pipe Encyclopedia

パイプブランド

Eltang(Tom Eltang)

Tom Eltangが1980年に自らの名で設立した、コントラスト染色とSnailグレードで知られるデンマークの工房。

Eltangは、デンマークの職人Tom Eltangが1980年にコペンハーゲンで設立し、今日に至るまで自らの手による少数のパイプを作り続けているブランドである。その知名度は主に二つの要素に由来する――濃淡の色調が胴体の上で互いに溶け合うコントラスト染色と、どの線も他の線から切り離されて見えることのない抑制の効いた造形である。

Eltangはデンマーク派の伝統の中で今日最も注目されている名前の一つとされる。

ブランドの設立とその背景にある工房

Tom Eltangが自らの名で活動を始めたのは1980年だが、その時点までにデンマークのパイプ製作の三つの門をくぐっていた。最初は1974年に開かれた。十六歳のとき、彫刻家Anne Julieに自作のパイプを見せたところ、工房への弟子入りが認められた。Julieの工房で学んだことの中には、後にEltangの署名となるコントラスト染色の初期の形もあった。パイプへの関心自体はさらに早く、伝えられるところでは十一歳のときに市販の組み立てキットから最初の一本を作ったという。

二つ目の場は、コペンハーゲンの老舗パイプ店Pipe Danだった。仕事の中心は修理――折れたマウスピース、焦げたボウル、開いた接合部――にあった。こうした工房は、あるパイプのどの寸法が長年にわたり耐え、どれが早々に不具合を見せるかを間近に学ぶ機会を与える。三つ目はStanwellだった。工場の代理としてドイツのタバコ店を巡り、その場でパイプ製作の実演を行った。1980年に独立した後も、Stanwellへのデザイン提供は長年続けられた。

自身のブランドは当初、急速には成長しなかった。手作りパイプは1980年代から1990年代にかけて低迷する分野であり、Eltangはこの時期、パイプ以外の木工仕事で生計を補わなければならなかった。工房への専業復帰は、記録によれば1990年代末のことである。

刻印と生産ライン

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)