ISPEInternational Pipe Encyclopedia

パイプブランド

Ben Wade

1860年にリーズで創業した英国ブランド。3度の所有者交代と3つの異なる生産体制を経ており、今日最もよく知られるのは1971年から1989年にかけてプレベン・ホルムのデンマークの工房で削られたフリーハンドパイプである。

Ben Wadeは1860年に英国リーズで創業したパイプブランドである。ところが今日この名で最もよく知られているのは、創業国とはまるで縁のない生産時代、すなわち1970年代のデンマーク製フリーハンドパイプである。

このブランドは1世紀半のあいだに3度の所有者交代と3つの異なる生産体制を経てきたため、同じ名を刻んだ2本のパイプがまったく似ていないということも起こりうる。したがってBen Wadeは、一つの説明ではなく、時代ごとに読み解く必要がある。

ヨークシャーでの百年

ベンジャミン・ウェイド(Benjamin Wade)はパイプ商として事業を始め、1860年代のうちにリーズで自らのブライヤー工房を開いた。この工房は1世紀を超えて同じ町にとどまった。この時代のパイプは古典的な英国形が中心で、大半は控えめな寸法かつフィラー(充填材)を用いない木地仕上げであり、そのためこのブランドは当時の英国製品の中でも上位に数えられる。戦前には製品が3つの等級に分かれており、最上位は「Ben Wade」、中位は「BW」、下位は「BWL」の刻印を持っていた。第二次世界大戦中、リーズへの空襲で工場が破壊されたが、一家は戦後ただちに再建し、生産を続けた。

アメリカ人オーナーとロンドンの刻印

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)