パイプブランド
Non Canta La Raganella
イタリア・マルケ州でアルチデ・ドゥランティが創業し、シャンクに組み込まれた湿気室と DAC の刻印で知られる歴史あるイタリアのパイプブランド。
Non canta la raganellaは、名称そのものが解決しようとした問題を直接表す数少ないパイプブランドの一つである。イタリア語で「アマガエルは鳴かない」を意味するこの長い名は、喫煙中にシャンクに溜まった結露水が立てるゴボゴボという音を指しており、当時の喫煙者たちはこの音をカエルの鳴き声に喩えたと伝えられる。
ブランドはマルケ州カステルフィダルドの町でアルチデ・ドゥランティによって創業された。創業時期は資料によって19世紀最後の四半期から20世紀初頭までの間で揺れている。
名称に込められた技術的発想
ドゥランティが講じた解決策は、シャンク内部に仕切りを設けた空気室であった。この空洞は、喫煙中に生じる結露をマウスピースに到達する前に留めることを目的とし、音と口に届く苦い液体の両方を断つ狙いがあった。当時、同じ問題は多孔質のミーシャムによって解決されることが多かったが、ミーシャムパイプを手に入れられない喫煙者にとって、ドゥランティの仕組みはより手に入りやすい解決策となった。この発想は、ブライヤーのボウル内部に組み込まれた単純な機械的工夫によって湿気を管理しようとした初期の注目すべき試みの一例に数えられる。
提携、刻印、そして所有者の変遷
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)