パイプブランド
Ross Arundel
サセックスのアランデルの町のタバコ商Peter Rossが通信販売で扱ったブライヤーパイプに付けられた名称。ボウルの大部分はロンドンのOrlik工房で作られた。
Ross Arundelは、イギリス南岸に近い小さな町でタバコ商を営んでいたPeter Rossが自身の名で販売したパイプのブランドである。工場ではなく小売業者のブランドである。ボウルは他の工房で製造され、Rossの名で刻印された上で通信販売により顧客に届けられた。そのため同じ刻印を持つパイプの間でも、仕上げや造形の言語にはっきりとした違いが見られる。
Peter Rossと通信販売の仕組み
伝えられるところによれば、Peter Rossは第二次世界大戦後の数年のうちにロンドンでの仕事を辞め、ロンドンの南およそ80キロメートルにあるアランデルに移り住んだ。ウェストサセックス州にあるこの市場町は、城と大聖堂で知られる小さな町である。Rossはここでタバコ店を開き、自らのブレンドを調合した。
販売が通信販売へと移ったのは1950年代半ばのことだった。Rossはまず地元紙に、続いて全国流通の雑誌に広告を出した。良質なタバコ商に容易に手が届かない地方の読者は、この仕組みの自然な購入者だった。ブレンドの品揃えにはやがてパイプと葉巻も加わった。1960年のある広告には、ボウルが名前の明かされていない著名なロンドンの工房で製作されている旨が記されており、同じ広告はパイプが無染色・無ニス仕上げであることを強調している。この無処理の表面こそが、このブランドの最も一貫した識別特徴である。
ボウルを作ったのは誰か
記事の続きはアプリで
ISPE のすべては IPC アカウントで開けます。
関連記事
最終更新:
出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)