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メシャムパイプの手入れ

メシャムパイプはブライアーとは異なる手入れの流儀を求める。カーボン層は望まれず、蜜蝋の層は保たれ、変色は根気よく育てるものとされる。

メシャムパイプの手入れは、ブライアーパイプで身につけた習慣の一部を意識的に手放すことを求める。メシャムは多孔質で比較的柔らかい鉱物であり、熱を吸収し、湿気を取り込み、時間とともにタバコの残す油分を表面に運んで変色させる。そのため手入れの目的は清潔さだけでなく、ボウルと表面の蜜蝋層を損なうことなく、この変色を育てていくことにもある。

カーボン層が望まれない理由

ブライアーでは、ボウルを燃焼から守るために薄いカーボン層(ケーク)が残される。メシャムではこの必要がない。鉱物自体が燃えないため、保護層を必要としないのである。製造元や販売店のガイドで繰り返し述べられる注意点は、堆積したカーボンが熱によってメシャムよりも速く膨張し、ボウルの壁にひびを入れかねないということである。さらに厚い層は油分が細孔に浸透するのを妨げ、変色を遅らせてしまう。そのため、喫煙のたびにパイプが冷めた段階で、ボウルの内側を柔らかい布か紙タオルで拭き取り、皮膜が形成されないようにする。ブライアーで行われるリーミング処理はここでは該当しない。この点についてのブライアー側の扱いはカーボン層とリーミングの項を参照されたい。

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