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パイプブランド

アーサー・レナード(レナーズ・パイプ・ショップ)

1936年にポートランドで創業し、1989年に閉店したアメリカのタバコ店。その名声は、顧客よりもむしろ仕入先、すなわちイギリスのパイプメーカーとの直接的な関係に負っている。

アーサー・レナードは、1936年にアメリカ合衆国オレゴン州ポートランドで自らの名を冠したタバコ店を開いた経営者である。通称レナーズと呼ばれたこの店は、アメリカのパイプ小売業の東海岸を代表する大手ほどには知られていなかったが、一方でパイプ収集の世界では独自の地位を築いた。

この地位をもたらしたのは、ショーウィンドウに並ぶパイプそのものよりも、店がメーカーと築いた直接的な結びつきであった。

仕入先との関係

レナードは、開業初期から当時の大手パイプメーカーと個人的なレベルで取引することを好んだ。店の棚と在庫台帳にはチャラタン、バーリング、サシエニ、ケイウッディー、コモイズといった名が並んだ。この関係の具体的な成果が、普通の店では手に入らないほど大きく、風変わりな品々であった。1930年代末に遡る大型のケイウッディー、特注品と見られる大容量のボウルを持つモデル、そして未使用のまま元箱に収められたダンヒルのマグナムなどが、長年手元に保管されていた。

伝えられるところでは、この店の最も注目すべき発注の一つはチャラタンに対するものだった。ミーアシャムパイプへの関心が高まる一方、トルコが原料の海泡石(ミーアシャム)の輸出に制限を課していた1950年代から60年代にかけて、レナーズは内側をミーアシャムで裏打ちしたチャラタン50本を発注した。後継の所有者であるルー・レナードが伝えるところによれば、実際に納品されたのはそのうち35本ほどにすぎなかったという。

バーリングとサシエニをめぐる逸話

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)