パイプブランド
ボー・ノルド(Bo Nordh)
車椅子生活を送りながら年間数十本のパイプを世に送り出した、北欧の手作りパイプ界で最も緻密とされるスウェーデンの職人ボー・ノルド(1941年-2006年)。
ノルドは、スウェーデンの職人ボー・ノルド(1941年-2006年)が自らの名で刻印した手作りパイプのブランドである。自国に工場生産の伝統を持たなかったノルドは、一人だけの作業台で年間せいぜい数十本のパイプしか仕上げなかったが、それでも彼が編み出した形は北欧の手作りパイプの共有財産となった。
その名は今日、スウェーデンにおけるパイプ製作と言えばまず名が挙がる職人として語り継がれている。
事故から作業台へ
ノルドがパイプ作りに転じたのは、計画的な職業選択ではなく、やむを得ない事情の結果であった。若い頃に遭ったオートバイ事故により、彼は残りの生涯を車椅子で過ごすことになり、当時従事していた仕事を辞めざるを得なくなった。記録によれば事故は1959年、18歳のときに起きたという。その後機械工学を学んだが、身体の状況から職を得られなかった。1970年代初め、妻ビルギットの勧めで、マルメのピップ・ラーソン喫煙具店でアマチュア向けに販売されていた、あらかじめ穴のあけられたブライヤーのブロックを手に入れた。
最初のブロックはすべて無駄になった。あらゆる欠点をヤスリで削って取り除こうとすると、パイプになるだけの木がほとんど残らなかったのである。この試行から得た結論が、その後30年の方法を決定づけた。すなわち完璧なブロックなど存在せず、したがって形は欠点に合わせて組み立てるべきだというものだった。店主のオッレ・ヨンソンが出来上がった作品を見て、自分の刻印を作ることを勧め、パイプを店頭に並べた。最初のロットはすぐに買い手がついた。
イヴァルソンの系譜
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)