パイプブランド
エルショフ
ロストフ・ナ・ドヌーで活動する陶芸家ヴラジーミル・エルショフは、17世紀アナトリア起源の陶製パイプの伝統を博物館の遺物から再構築し、手作りでパイプを製作する職人である。
エルショフは、ロシアのロストフ・ナ・ドヌーで活動する陶芸家ヴラジーミル・エルショフの名を冠した、一人親方の陶製パイプ工房である。この工房の知名度は量産によるものではなく、ドン川流域とアナトリアで数世紀前に作られた陶製パイプの造形言語を再構築しようとする取り組みに由来する。
その意味で、エルショフの仕事は工芸であると同時に、考古学的な再現の試みとも言える。
陶製パイプへの回帰
この職人の名は、1980年に下した一つの決断と共に語られる。その年、自由な陶芸の実験をやめ、活動のすべてを17世紀アナトリア起源の陶製パイプ製作に注ぐようになったのである。その伝統を受け継いだ最後の職人たちが世を去ったとき、粘土の配合、成形、装飾の細部の多くは記録されないままだった。エルショフは博物館の収蔵庫にある当時の遺物を調べ、自らの試行錯誤によって欠けた部分を埋めようとした。使用する作業台の一部も自らの手で作ったと伝えられている。
彼はこの境地に、正規の工芸教育を経て至ったわけではない。1949年、ヴォロネジで海軍将校の息子として生まれた。若い頃は複数の都市を渡り歩き、フライス工から建設作業員、考古学的発掘の作業員、舞台美術家まで、互いにかけ離れた職を転々とした。1975年にロストフ・ナ・ドヌーに戻った際に陶芸と出会い、記録によれば市の応用美術工房で陶芸家として働いたという。1980年から2014年までに三千点を超える陶製パイプを製作したとされ、自らの刻印を作品に押すようになったのは1995年からと伝えられる。
造形言語
記事の続きはアプリで
ISPE のすべては IPC アカウントで開けます。
関連記事
最終更新:
出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)