パイプブランド
Harcourt
デンマークのフリーフォーム流行の絶頂期にコペンハーゲンで削り出され、イギリスとアメリカの流通網に卸されたブランド。パイプの大部分はPreben Holmの工房から、一部はErik Nørdingの作業台から生まれた。
Harcourtは、名前こそ英語だが、隅から隅までデンマーク製のパイプブランドである。ボウルはコペンハーゲンで、主にPreben Holmの工房で削り出され、ブランド自体はイギリスとアメリカの流通業者の名の下で市場に出された。したがってHarcourtは、単一の工房の署名というよりも、二つのパイプの伝統を結びつけた発注の仕組みの名称というべきものである。
二つの発注時期
このブランドの下で作られたパイプは、少なくとも二つの異なる顧客のために製造された。記録によれば、初期の発注元はアメリカの輸入業者Lane Ltd.であり、この段階ではPreben Holmに加えてErik Nørdingも製造に加わっていた。一方Pipediaは、Nørdingの関与をDunhill期以降に位置づけている。二つの記述の間で、どちらが先だったのかを確定できる資料はない。共通しているのは、Nørdingが製造に関わった期間がHolmに比べてはるかに短かったという点である。
二番目の時期の発注はDunhillから来たものである。デンマークの工房が生み出す波打つ稜線、自然な縁取りのマウス、そしてカタログ外の寸法が瞬く間にアメリカ市場を席巻したとき、シェイプ番号に基づく生産体制を築いていたDunhillは、こうした形状を自社の作業台で生産する設備を持っていなかった。同社は製造を発祥の地に委ねることを選び、Holmの工房で作られたパイプはHarcourtの名で主要な販売店に流通した。同じ時期にHolmがBen Wadeのためにも製作していたことを考え合わせると、こうした仕組みが当時定着していた慣行であったことがうかがえる。
パイプの特徴
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最終更新:
出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)