パイプブランド
マスタ(Masta)
1900年頃にロンドンで創業し、1946年にパーカーへ譲渡され、1967年にパーカー=ハードキャッスルへと統合された、イギリスの特許パイプブランド。
マスタ(Masta)は、1900年頃にロンドンで創業し、「マスタ・パテント(Masta Patent)」の刻印を付して製品を市場に送り出したイギリスのパイプブランドである。短命な工房としてではなく、独自の特許構造で知られる独立企業として出発したが、世紀半ばにかけてのイギリスのパイプ業界における大規模な統合の中で、その独自性を失っていった。
初期と特許
このブランドの最も古い記録の一つに、ある博物館の収蔵品として保存されている銀の帯環付きブライヤーパイプがある。この作品の銀の刻印はバーミンガム検定所のものであり、1902年から1904年の間に位置づけられる。創業の正確な登記記録には到達できないものの、これはブランドが世紀初頭に実際に生産を行っていたことを示す最も古い独立した証拠である。「パテント(Patent)」という表記は、この会社が社名を特許登録済みの技術的構造に基づかせていたことを示す。湿気と温度を抑えることを狙ったこの種の内部構造の工夫は、当時のイギリスのメーカーの間で一般的な競争分野であった。
銀の帯環は、当時のイギリスのパイプ製作において装飾であると同時に品質保証の印でもあった。検定所の刻印は、今日でもその作品の製作年を読み取ることを可能にする。マスタの初期製品がこの慣習に従っていることは、このブランドが最初から安価な大衆向け商品ではなく、中~上級の小売市場に向けたブランドとして位置づけられていたことをうかがわせる。
記録によれば、同社の工場は第二次世界大戦中の1941年、爆撃によって大きな被害を受けたという。戦時中の原材料不足と施設の喪失は、マスタが独立を保つ力を恒久的に弱めることになった。
パーカーおよびハードキャッスルの傘下で
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)