パイプブランド
Pipes JAS
チリのクリコ市でフアン・アントニオ・サルウスが在来のエスピノの木から一人でパイプを製作する手作りパイプブランド。
Pipes JASは、チリ中部のクリコ市でフアン・アントニオ・サルウス・ロドリゲスが一人で営む小さなパイプ工房の名である。このブランドは、ラテンアメリカに数少ない工房メーカーの中で、輸入ブライヤーではなく完全に地元の木材に依拠している点で異彩を放つ。
まとまった記録が長らく欠けていたため、多くの一覧では「素性不明のブランド」の項目に分類されている。とはいえ、製作者自身の発信やスペイン語圏のパイプ専門誌でのインタビューは、このブランドが誰によってどのように立ち上げられたかを、ある程度明確に示している。
創業者と工房の始まり
サルウスは職業人生の大半をIT分野で過ごし、クリコで小さなコンピュータ販売業を営んでいた。2012年のインタビューで、二十年以上前にパイプ喫煙を始め、一時中断した後に再び戻り、その約二年前に最初のパイプを作ったと語っている。これによれば工房はおよそ2010年頃に始まったと考えられる。ただし創業年は確定していない。製作者自身の発信にある年代はこの計算と完全には一致しない。始まりは商業的な計画というより、既製のパイプに満足できなかったことへの答えだった。サルウスは医師の友人マルコス・ベナベンテとともに自分たち用のパイプを試作し、周囲からの関心を受けて生産を本格化させた。同じインタビューで、当時の月産が30〜40本程度で、ブランドの周知は主にインターネットと地元の手工芸市を通じて行っていたと述べている。ただしこの数字は一つのインタビューに基づくものであり、その後の年数について保証されるものではない。
エスピノ:在来のブライヤー代替材
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)