パイプブランド
Sydney P. Ram
1930年代から1940年代初頭にかけてシカゴでパイプを製作・販売し、あわせてパイプ喫煙に関する手引書も著したアメリカのタバコ商・パイプ職人。
シドニー・P・ラム(Sydney P. Ram)は、1930年代から1940年代初頭にかけてシカゴで活動したパイプ職人兼タバコ商である。その店は、市の中心業務地区であるループ(Loop)地区、ウェスト・モンロー通り59番地にあった。
ラムの名は今日、彼が残したパイプと、パイプ喫煙について著した手引書の両方によって記憶されている。パイプの生産数が限られていたため、その名は主に中古市場での収集を通じて知られている。
店舗と生産
ラムの事業は単なる販売拠点にとどまらず、小規模な製造・修理工房でもあった。店の時代のものとされる16ページの案内カタログが現存しており、この事業がどのように運営されていたかを示す最も具体的な資料とされる。カタログには、パイプのブライヤー木塊がアルジェリアおよびコルシカ産であると記されている。同資料によれば、事業は自社でタバコブレンドを調合し、パイプの修理もその場で行っていたため、客は同じ店内でパイプ、ブレンド、修理サービスを一度に受けることができた。
パイプには一般に手書き風の書体で「Sydney P. Ram」の刻印が入っている。これに加え、刻印一式には木塊の質を示す「straight grain(ストレートグレイン)」や「imported briar(輸入ブライヤー)」の表記も見られる。ラムのパイプは明るい色合いに仕上げられていたが、伝えられるところではこの表面は使用によって異例なほど早く濃い褐色へと変化したという。
著書とシカゴ以後
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)