パイプブランド
Zhesong Pipes(李哲松)
建築のキャリアを離れパイプ職人に転じた李哲松の蘇州の工房は、中国における現代手工パイプ製造の先駆例の一つとされる。
Zhesong Pipesは、中国人職人・李哲松(リー・ジェソン)が江蘇省蘇州市で単独で営む手工パイプ工房である。記録によれば北方の沿海都市・煙台生まれの職人は、建築・都市計画分野で修士号を取得した後、約5年間建築事務所で都市デザイナーとして働き、2012年にこのキャリアを離れ専業のパイプ製作に転じた。
工房の製品は、中国で自身の名で作品を発表した最初期の現代パイプ職人たちの仕事の一つに数えられる。
職人としての形成
李哲松の手仕事への適性の最初の源は、木型職人であった父の下で身につけた習慣にあると伝えられる。パイプそのものとの関わりは、まず中古(エステート)パイプを購入して手を入れることから始まり、修理の仕事がやがてゼロからの製作へと発展した。2010年頃から兼業でパイプを製作していた職人は、約2年後に工房を専業とした。本人の語るところによれば、方向性を決定づけた人物にはスウェーデンのBo NordhやデンマークのJess Chonowitschといった巨匠が含まれ、さらにデンマーク人職人トム・エルタングが上海のあるパイプ店を訪れた際に直接助言を受けたとされる。中国国内では雷州周辺の工房や職人・李兵の導きが挙げられる。
素材と製作
記事の続きはアプリで
ISPE のすべては IPC アカウントで開けます。
関連記事
最終更新:
出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)