原材料
ボール盤(ドリルプレス)
パイプ工房でボウル、煙道、シャンク穴の穴あけに用いられる固定式の穴あけ機。回転数、テーブルの高さ、主軸のストロークが、パイプ製作に適した機械かどうかを左右する主な要素である。
ボール盤(ドリルプレス)は、支柱に据えられた本体と垂直に動く主軸により、刃先が下降のたびに常に同じ軸を保つ固定式の穴あけ機である。パイプ工房における役割は一言で言い表せる。
ブライヤーの原木に開けるボウル、煙道、シャンク穴は互いにミリ単位で正確に噛み合わなければならず、手持ちのドリルではこの精度を得られない。この機械の工房での価値は出力の大きさではなく、主軸とテーブルの角度が決して変わらないこと、つまり同じ設定で開けた穴が繰り返し再現されることにある。
セッティングと原木の固定
穴あけ作業は、原木がテーブルに固定されない限り始まらない。その通常の方法は万力である。万力は原木がずれないようしっかりと挟むと同時に、テーブル上でわずかに動かすことで刃先を狙った位置に正確に合わせることができる。角度のあるボウルや斜めの煙道が必要な形状では、万力あるいはテーブルそのものを傾けることで軸を変える。こうすることで刃先は垂直に下降したまま、原木の側が求められる角度で受け止める形になる。
原木をどの段階で穴あけするかは工房によって異なる選択である。ある製作者は未加工の原木をそのまま機械に固定して穴を開け、後からその軸に合わせて形状を削り出す。別の製作者は粗い形を出してから穴を開ける。この区分は先に形か、先に穴かという項目でも扱われており、業界内では絶対的な規則ではなく、習慣の違いとして見られている。
機械の限界
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)