原材料
フレージングマシン(倣いフライス盤)
金属の型をなぞってブライアーの塊に同じ形状を移し取る倣いフライス盤。量産パイプの粗形状はこの機械で削り出される。
フレージングマシンは、金属の原型に用意された形状を機械的にブライアーの塊へ移し取る倣いフライス盤の、パイプ工房における呼称である。この用語がフライス加工を意味するフランス語の動詞fraiserと関係があるとしばしば言われるが、この結びつきはパイプ関連の文献に記録されたものというより、言語上の連想にすぎない。
トルコ語では「コピー・フレゼ」あるいは「型なぞり盤」という訳語が用いられる。
動作原理
機械の一方には、製作する形状の全体、あるいはその一部を表す金属の見本が取り付けられる。もう一方には、まだ穴あけをしていない生の胴体(スタメル)が固定される。なぞり針が型の表面をたどって動くと、それに機械的に連結された切削具がブライアー上で同じ軌跡をたどり、余分な素材を削り取っていく。動きは一方の端からもう一方の端へ、腕、関節、釣り合いおもりを介して伝えられる。数値制御やコンピューターのデータが関与することはない。類似の機構は家具、鋳造の型作り、銃床製作といった分野でも長く用いられてきた。パイプ用の機械の際立った点は、比較的小さく、しかも一つ一つ密度の異なる素材を扱うことにある。
工場生産における位置づけ
記事の続きはアプリで
ISPE のすべては IPC アカウントで開けます。
関連記事
最終更新:
出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)