原材料
レモンウッド(レモンの木)
パイプ製作において極めて稀に用いられるレモンの木。サルデーニャの職人トンマーゾ・スパヌの"LIMONE"スタンプのパイプで知られる。淡い黄色と、ブライヤーに近い熱特性で語られる。
レモンウッドは、パイプ界においてレモンの木(Citrus limon)の幹材に付けられる名称である。パイプ製作に用いられる木材の中でも最も稀にしか見られないものの一つである。この素材を、たまにではあれ継続的に扱ってきた工房について語ることができる。
それが、トンマーゾ・スパヌが1979年にライエッルで興し、1999年以降サッサリで続けているスパヌ工房である。記録によれば、レモンの木を繰り返し手がけた他の製作者は知られていない。ここから生まれるパイプは、ボウルの側面に刻まれたLIMONEのスタンプで区別される。この語はイタリア語で「レモン」を意味する。
呼称の混同
英語の「レモンウッド」という名は二つの異なる樹木に使われており、この素材を調べる者を容易に惑わせる。木工の文献において、レモンウッドとは中央アメリカおよびキューバ原産のCalycophyllum candidissimumを指し、弓や釣り竿、旋盤加工に好んで用いられる。一方、パイプで語られるレモンウッドは正真正銘のレモンの木そのものである。二つの樹木の乾燥密度は偶然にも近い値だが、産地も流通経路もまったく別である。あるパイプの説明に「レモンウッド」という語が出てきた場合、どちらを指しているかは製作者の所在地から推測できる。
見た目と特性
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最終更新:
出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)