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パイプブランド

バルディ(Baldo Baldi)

ジェノヴァ出身の建築家バルド・バルディ(1947-2021)が自らの名を冠したパイプ。リグーリア産ブライヤー、手やすりで仕上げた彫刻的なボウル、そして生涯を通じて少数生産にとどめた年産量で知られる。

バルディは、イタリアの製作者バルド・バルディ(1947-2021)がジェノヴァで単独で製作したパイプのブランドである。建築を学び、しばらく建築家として働いた後に工房を選んだバルディは、生涯の残りをパイプ製作に捧げた。少数生産と、非対称で彫刻を思わせるボウルによって、彼はイタリア手工芸パイプの中でも最も人気の高い署名の一つとなった。

建築から工房へ

美術系高校を卒業したバルディは建築学部に進学した。パイプへの関心もこの学生時代に始まった。目に留めたパイプの値段が学生の予算を超えていたため、自分の工房を構えることに解決策を見出した。記録によれば1966年、身近な人々のために作った最初の作品がタバコ商の目に留まり、寄せられた注文がその後の道を決定づけた。学位を取得した後しばらく建築家として働いたが、1970年代を通じて完全にその職を離れ、専業の製作者に転じた。

建築の素養は作風に直接反映された。ボリュームの比率、質量の均衡点、面と面のつながり方は、バルディのパイプにおいては型のカタログというよりデザインの課題として扱われる。そのため生産規模も常に小さく保たれた。資料によれば初期には年間二百に近い数、その後は百五十を超えない数が挙げられており、いずれの数字も工房が量産に近づいたことが一度もなかったことを示している。

素材と製作

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)