パイプブランド
ジョベール(ヨハン・スラバート、Johan Slabbert)
南アフリカ人ヨハン・スラバートが2000年代初頭に創業した、南部アフリカ産の在来木材を用いる一人工房。パイプはシャンクに刻まれたJOBERTの刻印で知られる。
ジョベール(Jobert)は、南アフリカのケープタウン市に属するグッドウッド地区でヨハン・スラバート(Johan Slabbert)が一人で営んだパイプ工房に付けられた名である。ブランド名は職人の姓名の頭音節から作られており、シャンクに刻まれる刻印もこの形で見られる。
職人の名は資料によってJohanともJohannとも表記されるが、ここでは一般的なJohanの表記を採用する。スラバートは徒弟制の系譜には属さず、パイプ作りを独学で身につけた。
職人の歩み
スラバートがパイプに向かったのは、1992年の引退後に続けていた木工の延長線上にあった。彫刻、旋盤、古い家具の修理といった仕事が、長年にわたり彼を手道具と堅木に慣れ親しませていたのである。資料によれば工房の起点は2000年10月とされるが、この日付を裏付ける商業登記のような独立した記録は見つかっていない。その後インターネットを通じて築いた交流によって、スラバートは地元の趣味の域を越え、シュトゥットガルト、ブエノスアイレス、ブラジルのパイプクラブの会員となった。
工房は一時期、同じくグッドウッドで働いていたレオン・デュ・プレーズ(Leon du Preez)と共有していた。伝えられるところでは、スラバートはデュ・プレーズの死後、パイプ作りをやめて二度と道具を手にすることはなかったという。職人は2016年に亡くなったとされる。しばしば挙げられる2016年5月22日という日付は単一の資料に基づくもので、独立した記録による確認はとれていない。道具は孫のウェズリー・スラバート(Wesley Slabbert)に譲られたことが知られているが、製造が彼の手で続けられているかどうかについての情報はない。
素材と製法
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)