ISPEInternational Pipe Encyclopedia

パイプブランド

Johs

デンマークの職人モーエンス・ヨハンセンが自身の名で製作するパイプブランド。長年Bjarneのために無署名で働いていた工房が、2008年以降は自らの刻印で知られるようになった。

Johsは、デンマークのパイプ職人モーエンス・ヨハンセンが自作のパイプに用いるブランドである。北ユトランドのフレゼリクスハウン周辺で育ったこの職人は、長年にわたり別のブランドの名の下で製作を行っていたため、自身の刻印で知られるようになったのは2000年代末になってからのことだった。

この遅れた表舞台への登場は、デンマークのパイプ工芸において工房労働の多くがブランド名の陰に隠れがちであることを示す具体例とされる。

職人への道

既知の記録によれば、モーエンス・ヨハンセンの生年は1953年、出生地はフレゼリクスハウン近郊とされているが、独立した文書による裏付けはない。彼が受けた職業訓練は金属加工と配管に関するものだった。学校を終えた後は、溶接工、造船、写真店の助手、石彫といった、互いにかけ離れた職を転々とした。パイプに携わるようになったのは、無職の合間に自宅の地下室に作業台を設けたのがきっかけである。

この工芸の方向を変えた出来事は、1980年代末にピーター・ヘデガードと出会ったことだった。経験豊富なこの職人からの指導によりヨハンセンの技術は目に見えて向上し、二人の間には長い友情が築かれた。ヘデガードが2000年代初頭にヘルシンオアからフレゼリクスハウンへ移り住んだ背景にも、この親密さが関わっていたとされる。記録によれば、二人は2002年のパイプの集いで初めて人前に現れた若き職人クヌド・ベックの育成にも共に力を貸したという。

無署名の時代

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)