パイプブランド
Vesz Pipes (Julius Vesz)
ハンガリー生まれのJulius Veszが1950年代末にトロントで創設した、長く寝かせた「デッドルート」ブライアーの使用で知られるカナダの工房。
Vesz Pipesは、ハンガリー生まれの職人Julius Veszがトロントで創設し、50年以上にわたり一人で営んできたパイプ工房である。カナダで最も息の長いハンドメイドパイプの銘の一つとされ、その名は少量生産であることに加え、非常に長期間地中に埋もれていたとされる「デッドルート」ブライアーの木塊を使用するという主張によって広く知られるようになった。
ハンガリーからトロントへ
Julius Veszはブダペストの南西にある小さな町で生まれた。一家には工芸の伝統があり、祖父はパイプを作り修理する職人で、伝えられるところではオーストリア=ハンガリー帝国の有力な家系のために働いていたという。祖父は孫が9歳のときに亡くなったが、子供時代に目にしたその作業台は、Veszがのちに職業を選ぶ際に立ち返る出発点となった。
1957年、23歳のときにカナダへ移住した。トロントでの最初の仕事は機械製図であったが、自分の力でやっていきたいという思いが勝った。記録によれば、最初のパイプを完成させたのは1959年である。この時期、市の中心部で修理工房を営んでいたCharlie Dollackを訪ね、励ましは受けたものの体系だった指導は受けられなかったと伝えられ、技術の引き出しは独学で築いた。自宅の質素な作業台で行っていた修理の仕事は、やがて製作へと発展し、いくつかの大手店舗のほかUnited Cigar向けにもパイプを作るようになった。その後の数年間、工房はトロント中心部のRoyal York Hotelのロビー階にある店舗で営業した。
デッドルート・ブライアー
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)