原材料
良いブライヤーパイプを決めるもの:第一部、素材
1985年のPipe Smoker誌の連載記事のうち素材を扱う第一部。木の年齢、木目、コブの種類、乾燥期間、産地に関する当時の判断基準。
良いブライヤーパイプを決めるものと題された2部構成の記事のうち、素材を扱う第一部は、出典表記によればPipe Smoker誌1985年春号に掲載された。本文には筆者名の記載がなく、語り口はパイプの輸入とコレクションに携わる人物のものである。
この章では、パイプが工房に入る前、原木の塊の段階でどのような基準で評価されるかが並べられており、製作工程は第二部に譲られている。連載全体については良いブライヤーパイプを決めるものの項を参照。
木の年齢と木目
この記事における最も明確な基準は年齢である。優れた喫味のためには、木が少なくとも50年ものでなければならないと主張される。根拠は物理的なものである。長年をかけて詰まった木は、燃えかすの熱や喫煙時に生じる液体に長く耐える。若い木の気孔はすぐに詰まってしまうのに対し、よく熟成した木は一回の喫煙での吸収がはるかに少ない。植物学の文献ではこれよりも幅広い範囲が示されており、ツリーヒース(Erica arborea)のコブは30年から60年の間に掘り出される。したがって50年という数字は、植物学上の閾値ではなく、商業上の慣例として読むべきものである。
年齢を目で見積もる実際的な方法は木目である。ゆっくり育った木ほど筋が密になるためである。炎状、鳥眼、直線と、模様が何であれ、基準となるのは筋の密度であり、詳細はブライヤーの木目の項に述べられている。艶出し仕上げの表面ではこれを読み取りやすいが、サンドブラスト仕上げのボウルでは表面の凹凸の質感を見ることになり、ブラストの深さ・浅さは年齢についての情報を与えない。この記事はまた、コブが小型化していることにも触れている。採取が到達困難な地域へ移るにつれ、土壌と気候が成長を遅らせ、最高級ブロックの割合が低下しているという。
コブの種類と重さ
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)