パイプブランド
シューンメーカー――40年を超えるアメリカのアマチュア工房
レニー・シューンメーカーが自身の姓を刻印してきた、正規の事業に発展することのなかった一人工房のブライヤーパイプ。製作は1970年代末にニューヨーク州で始まり、断続的に続けられた。
シューンメーカー(Schoonmaker)とは、アメリカ人レニー・シューンメーカーが自身の姓を刻印して製作するブライヤーパイプを指す名称である。その背後には工場も定期的な工房もなく、実態は40年を超えて断続的に活動してきた一人工房である。
製作が生計の手段になったことは一度もないため、ブランドを特徴づけるようなデータ――カタログ、モデル系列、年間製作数――はいずれも存在しない。シューンメーカーはこの点で、20世紀後半のアメリカで広まった趣味的パイプ製作の、記録の残る事例の一つに数えられる。
工房の始まり
シューンメーカーがパイプと出会ったのは家族の影響によるもので、自身のブライヤーパイプは大学時代に工場製のベントビリヤードを手にしたことから始まった。製作に踏み出したきっかけは、あるタバコ店との関わりにある。1978年にニューヨーク州クリフトンパークに移り住むと、近くのオールバニ、ワシントン・アベニュー沿いにあるThe Smokerというタバコ店の常連となった。この店を一人で営んでいたメル・フェルドマンは当時のパイプ愛好家の間で名の知られた人物で、最初の試みのきっかけを作ったのも彼だった。フェルドマンは、あらかじめ穴あけ加工の済んだブライヤーブロックをシューンメーカーに渡し、成形してみるよう勧めたのである。
その後のパイプの材料は外部から取り寄せられた。プラトー・ブライヤーと既製のマウスピースはAmerican Smoking Pipe Co.から仕入れた。マーク・ティンスキーとカート・ロラーが1978年に設立したこの会社は、当時一人で活動する製作者にも材料を卸していた。しばらくしてフェルドマンはシューンメーカーのパイプを6本ショーケースに並べ、そのうち1本が客の手に渡った。出典がこの時期を曖昧にしか伝えていないため、この出来事は1980年代前半としか特定できない。
ブライヤーの由来
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)