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タバコ

バルカン・ブレンド

イングリッシュ・ブレンドとの境界は、パイプ愛好家の間で今なお議論の的である。

バルカン・ブレンドは、燻煙で乾燥させたラタキアと香辛料を思わせる東洋種タバコ(オリエンタル)が前面に出て、ヴァージニアが本体感と自然な甘みを支える脇役を担う、パイプタバコのブレンド系統である。

人工の香料を加えずに作られるこの燻煙的で香辛料的な混合物は、イングリッシュ・ブレンドの姉妹分類とされる。二つの種類の境界がどこにあるかは、パイプ愛好家の間で尽きることのない議論の的の一つである。

名の由来となった伝説:バルカン・ソブラニー

この分類に名を与えたブレンドは、1879年にロンドンで創業したソブラニー社が、記録によれば1920年代に発売したバルカン・ソブラニーである。伝えられるところでは、古典的な配合はシリア産ラタキア、マケドニア産イェニジェ(イェニス)種の東洋葉、そして明るいヴァージニアという三本柱の上に成り立っていた。

製造権が転々とするにつれ配合も変化し、本来のブレンドは世紀末には事実上消滅した。2000年代に入り、ジャージー島のJ.F. Germain & Son社が限定生産でこの名を復活させた。往年の「バルカン・ソブラニー・オリジナル・スモーキング・ミクスチャー」の缶は、今日ではコレクターが求める品となっている。2011年、本来の味に最も近い混合物を見つけようと開催された「バルカン・ソブラニー・スロウダウン」と呼ばれるブラインドテイスティングは、このブレンドが業界の記憶の中で占める位置を示している。

「バルカン」というラベルが示すもの

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