パイプブランド
ダンヒルのタバコ缶:パッケージと年代特定
ナイフリッド式の蓋からコインツイスト式の蓋へと至るダンヒル・パイプタバコ缶の変遷、そしてラベル、王室御用達表記、底面の刻印から缶の年代を読み取る基準。
ダンヒルのタバコ缶は、イギリス製パイプタバコの収集において年代特定の最も確かな手がかりの一つとされる。ブレンドの名称は数十年にわたって変わらなくても、缶の寸法、蓋の形状、底面の刻印、ラベルの王室御用達表記は一定の間隔で更新されており、缶の年代はこの四つの要素を併せて読み解くことで大まかに特定できる。
この基準を初めて体系的にまとめた研究はジョン・C・ロリングによる1997年の論考である。ブレンド自体の歴史についてはダンヒル・パイプタバコ:1907-1990の項目を参照されたい。
缶の形状と寸法
記録によれば、最も初期の缶は真空封止されておらず、1909年とされる写真には、ハーフポンド缶と1ポンド缶が、よく似た二種の「My Mixture」ラベルとともに写っている。第一次世界大戦の時期にナイフリッド式(cutter-top)の缶へと移行した。この設計の特徴は蓋が二重になっている点で、薄い金属製の内蓋がタバコを気密に封じ、本体にかぶさる外蓋の縁には封を切るための小さなスライド式ナイフが付いている。封を切った後、外蓋は単なる覆いとしての役割しか果たさなくなる。長期の保存や海外輸送に適したこの構造は、ブランドの普及に寄与したと考えられている。最も一般的な容量は4オンスで、8オンスと2オンスの缶も作られ、プレスされたフレーク(薄切り)ブレンドの多くは2オンス缶に詰められていた。
ロリングが調査した例では、1920年代から1950年代にかけての4オンス缶は直径約4インチ、高さ約2インチで、いくつかのブレンドはより細長い缶を用いていた。1950年代末から1960年代にかけて金属が薄くなり、直径は3.75インチに縮小、外蓋は光沢のある金色を帯び、下端に目立つカールが付くようになった。1960年代半ばから後半にかけてパッケージは根本的に変化し、紙ラベル付きのナイフリッド式の蓋に代わって、塗装されたコインツイスト式の蓋を持つ缶が登場した。移行は段階的で、1968/69年の卸売カタログには両タイプが並んで掲載されている。
ラベルと底面の刻印
記事の続きはアプリで
ISPE のすべては IPC アカウントで開けます。
関連記事
最終更新:
出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)