パイプブランド
ラニエ(ポール・ラニエ)
サン=クロードの彫刻パイプの伝統を20世紀後半に伝えたフランスの職人ポール・ラニエの工房と銘。
Lanierは、フランスのパイプ彫刻家ポール・ラニエの名を冠した銘である。ラニエは、量産が主流となった時代にフィギュア彫刻パイプを守り続けた数少ない職人の一人とされ、パイプ産業の中心地サン=クロードにおける20世紀末の最も著名な人物の一人に数えられる。
木彫からパイプへ
ラニエはブルゴーニュ地方ソーヌ=エ=ロワール県のピエール=ド=ブレスに生まれた。資料によって生年は1931年または1932年とされる。パイプではなく家具彫刻を学ぶことから始めた。14~15歳の頃にシャロン=シュル=ソーヌで見習いに入り、4年間モデリング、図案、彫刻を学び、木彫の職業資格を取得した。この修業がその後の作風を決定づけることになる。ラニエはパイプをタバコの道具というより小規模な彫刻作品として捉えていた。
1955年に独立して工房を構えた。当初手がけていたのはパイプではなく彫刻の贈答品であった。この技を後にサン=クロードでエペリーという職人のもとでパイプ製作に応用することを学んだ。その後長期にわたり独立した下請けとして働いた。荒削りと中仕上げを自身の工房で行い、最終仕上げを工場に委ねる形でButz-Choquinのために年間5000点ほどを製作していたと伝えられる。1980年代以降は完全に自身の銘のみで仕事をするようになった。
名匠称号とコンフレリー
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)