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パイプブランド

ロンドン・ミーシャム(London Meerschaum)

東アフリカのミーシャム(海泡石)貿易に携わっていた一家がウェールズで興した、ソマリア産ブロック・ミーシャムを使う小規模なパイプ事業。

ロンドン・ミーシャム(London Meerschaum)は、その名が連想させるのとは逆に、ロンドンではなくウェールズの南グラモーガン地方カウブリッジ(Cowbridge)の町で製造を行っていた小規模なパイプ事業である。

この事業を興したアリステア・マッケイ・ミッチェルとその妻アン・ミッチェルは、ブリテンに移住する前は東アフリカでミーシャム(海泡石)を扱う仕事をしていた夫婦であり、このブランドの物語はそのためキリマンジャロ山麓の鉱山から始まる。

アフリカからウェールズへ

一族の伝承によれば、夫妻はまずケニアのナイロビの工業地区に、続いてタンザニアのアルーシャ市にそれぞれミーシャムを加工する施設を構えていたという。原料は、キリマンジャロ山麓のアンボセリ地方から採掘されたブロックによって賄われていた。同じ鉱床を利用していたタンガニーカ・ミーシャム・コーポレーション(Tanganyika Meerschaum Corporation)は1955年に設立され、東アフリカ産ミーシャムを世界市場に紹介した企業である。この伝承はミッチェル夫妻の事業もこの名で結びつけて語るが、両者の関係は独立した記録では裏付けられていない。この地域の石材はエスキシェヒル産のものより硬く、気孔が少ないとされ、濃い黄色から茶色にかけての色合いによっても見分けられる。当時のイギリスのパイプ会社はこの供給源を注視しており、GBDブランドのブロック・ミーシャムシリーズもこの繋がりから生まれたと言われる。

タンザニア独立後、原石の調達路が閉ざされると、一家はブリテンへ移住した。伝承によれば、ソマリア人の仲介者が見つかり、供給は今度はソマリア産の石材へと切り替わった。カウブリッジの工房から出たパイプは、すべてこのブロックから加工されたものである。

生産と製品

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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)