タバコ
ケーシングとトッピング(Casing & Topping)
パイプタバコに風味と香りを与える二段階の工程。葉の内部まで浸透させるケーシング(casing)と、パッケージング直前に表面に施すトッピング(topping)。
ケーシングとトッピングは、パイプタバコの製造工程において葉に液状の香味成分を加える二段階の処理の総称である。業界ではケーシング(casing)は葉の内部まで浸透させる基本の配合を指し、トッピング(topping)はパッケージング直前に表面へ施す最後の仕上げを指す。
この二つの用語はしばしば混同されるが、目的、施される時期、喫煙時の効果は明確に異なる。しかもケーシングはアロマティック・ブレンドだけのものではない。市販のパイプタバコの多くは、一見ナチュラルに見えるものも含め、多かれ少なかれケーシングを施されている。
ケーシング(Casing)
ケーシングは加工の初期から中期の段階で施される液状の配合である。タバコはこの「ケーシング液」に浸されるか、噴霧によって湿らされ、その後葉が液を吸収するよう寝かされ、大型の回転ドラムで処理される。典型的な成分には砂糖、糖蜜、甘草、カカオ、果実エキスなどが挙げられるが、正確な配合はメーカーごとに異なり、多くの場合企業秘密として扱われる。この配合にはしばしば、プロピレングリコールやグリセリンをはじめとする保湿剤(ヒューメクタント)も加えられる。ケーシングの目的は葉に異質な風味を加えることではなく、タバコ本来の性格を和らげ、苦味を整え、コクを豊かにすることにある。良く仕上げられたケーシングは、それ単体では気づかれないことが期待される。そのためケーシングは料理における下味(マリネ)に、トッピングは仕上がった料理にかけるソースに例えられる。
トッピング(Topping)
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出典:Pipedia(CC BY-SA ライセンスに基づき翻案)